会長挨拶

会長 蓮尾 豊

(あおもり女性ヘルスケア研究所 所長)

あおもり思春期研究会は2006年5月、当時青森県立保健大学学長だった新道幸恵先生を会長として発足した研究会で、丸16年が経過しました。新道幸恵会長は2007年に日本赤十字広島看護大学学長に就任されましたので2007年4月からは協立病院産婦人科の平岡友良先生が会長に就任されました。平岡友良先生は2021年6月まで約14年間にわたり会長を務められ、2021年7月に私が3代目の会長に就任しました。

 

私は産婦人科医として弘前大学附属病院以外にも国立弘前病院などの地域の基幹病院の産婦人科医長として勤務した後、1995年にJR弘前駅前のビルで婦人科クリニックを開業しました。この年に青森県教育委員会から産婦人科校医の委嘱を受け、中高校での性教育を開始しました。当初、性教育の必要性を全く理解しておらず、思春期の子どもたちを前に性に関する話をすることに気恥ずかしささえ感じていました。

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しかし、開業して数年すると毎日たくさんの思春期女性が外来を受診し、受診した子どもたちから性教育の必要性を教えられました。現在は開業医を辞め「あおもり女性ヘルスケア研究所」の所長として県内外で中高校生への性教育、低用量ピルがわが国でも普及するための講演活動、女性のヘルスケアに関する講演などを行っていますが、このことは「あおもり思春期研究会」の活動と全く目的を同じくするものと感じています。

 

会員とともに青森県の思春期保健の向上のため努めさせていただく所存です。研究会の会員資格に特別なものはありません。このホームページをご覧になり研究会の目的に賛同される方はぜひ入会をご検討ください。入会希望の方は事務局にメールで連絡をいただければ幸いです。

 

多くの方と協力し、青森県、そして日本の将来を担う思春期の子どもたちの健やかな成長に少しでも寄与できたらと思っております。


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